私は在宅ワークをしており、さらにプライベートでもPCを使うことが多く、1日の大半をデスクで過ごしている。
そうなると、自然と「椅子」にこだわりたくなってくる。
今回は、私が実際に購入して後悔した椅子と、そこから得た大切な教訓について書きたい。
「人気だから」「カッコいいから」で選ぶのではなく、
自分の悩みを解決してくれるかどうかで選ぶべきだ。
YouTubeのルームツアーでも頻繁に登場し、非常に人気の高い椅子を私も購入した。
価格は約9万円。見た目も洗練されていて、まさに“理想の椅子”に思えた。
実際、購入して最初の1か月はかなり満足して使っていた。
座り心地は良く、デザインも美しく、リビングに置いても違和感がない。
さらにサイズもコンパクトで、圧迫感も少ない。
しかし――
人間は不思議なもので、長く使うほど「不便な点」に目が向いてしまう。
まず気になったのは、頭を預ける場所がないこと。
背もたれはあるが、首が安定しない。
作業の合間にふっと力を抜きたい瞬間がある。
そのときに寄りかかれないのは、思った以上にストレスだった。
「高い椅子を買ったのに、くつろげない」
この違和感が、毎日のように積み重なっていった。
また、クッション性も自分には物足りなかった。
短時間なら問題ないが、4〜5時間も座ると硬さを感じるようになる。
前傾姿勢をサポートする機能も付いていたが、
私の場合は一度も使わなかった。
姿勢が良くなり集中できるというメリットは理解できるが、
そもそも「その姿勢を取りたい」と感じなかったのだ。
ここで私は、改めて考え直した。
自分は椅子に何を求めているのか?
■ 自分が椅子に求めていた条件
- 予算は約9万円
- 8時間座ってもつらくない
- 頭までしっかり寄りかかれる
- 黒系でロゴは控えめ
この条件で探した結果、たどり着いたのがゲーミングチェアだった。
■ 最終的に選んだ椅子
購入したのは、クッションタイプのゲーミングチェア。
価格は約7万円。
現在、使用して5年以上経つが――
今でも心から「これにして良かった」と思っている。
まず、とにかく楽。
クッションはソファのように柔らかく、
「作業のため」ではなく
「とりあえず座ってくつろぎたい」レベルで使える。
頭までしっかり支えてくれるため、
力を抜いた瞬間でも首がつらくならない。
また、ゲーミングチェア特有の包み込まれるような設計により、
長時間座っていても安心感がある。
一方で、デメリットもある。
とにかく大きい。
存在感はかなり強く、部屋の主役級になる。
さらに、多くの場合デスクの下に完全に収めることは難しい。
設置スペースには余裕を持たせた方がいいだろう。
■ 細かいが非常に便利だったポイント
肘置きの調整機能が非常に優秀だ。
- 高さ
- 角度
- 前後位置
これらを細かく変えられるため、
自分の体格や作業スタイルにぴったり合わせられる。
こうした細部の調整が、長時間使用の快適さに直結する。
■ 使わなかった機能
180度リクライニング機能は付いているが、
正直ほとんど使っていない。
また、椅子の下から引き出すタイプの足置きは付いていない。
個人的にはこれは少し欲しかったポイントだ。
■ 結論:椅子は「人気」ではなく「目的」で選ぶべき
高級チェア=万人に最適、ではない。
デザインやブランド、レビューの高さだけで選ぶと、
自分の生活スタイルには合わない可能性がある。
「自分がどんな姿勢で、どんな時間を過ごしたいのか」
ここを明確にすることが、最も重要だ。
私は結果的に、
「仕事用の椅子」ではなく
「生活を支える椅子」 を選んだことで満足できた。
もし今、椅子選びで悩んでいるなら、
まずは自分の悩みを書き出してみてほしい。
それが、後悔しない一番の近道になる。

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